http://npo-orn.org
HOME >> ORNレポート >> 番外編 >>  岡村剛さんレポート
その1 その2  ■ 岡村剛さんレポート その3 その4
2006年11月21日(火)
服部:
 ニュージーランドのクラブはどんな感じですか?
岡村さん:
 オーストラリアは都市ごとにクラブチームがあるん
 ですけど、ニュージーランドはもっと細かく約30ほ
 どの地域ごとにクラブが運営されています。オース
 トラリアと違ってクラブの数が多くて、クラブ内のチ
 ーム数が少ないです。それと地域によって力の入
 れ方に差がありますね。
服部:
 へぇ、ぜんぜん知りませんでした。オーストラリアも
 ニュージーランドも同じようなもんやと思ってました
 よ。
岡村さん:
 ニュージーランドはアカデミーでの指導法が確立
 されています。チーム戦略からタックルやボディコン
 トロールなどの個人スキルやトレーニング方法に
 いたるまで。テキストやDVDなどラグビー指導の
 ための教材も製作され販売されています。指導法
 が一貫しているからラグビースタイルに一貫性が
 あるんですよ。
服部:
 そうなんですかぁ!プレースタイルについて言うと
 、バックスのサインプレーとかは?
岡村さん:
 日本のように細かいサインプレーは無いです。
服部:
 プレイヤーのアドリブというか?
岡村さん:
 そうです。基本的な決め事はありますけど。クラブ
 レベルでは、代表チームに参加していた選手がク
 ラブに帰ってきたときにサインプレーを合わせたり
 する時間もないですからね。でも、代表レベルにな
 ると決め事がすごく多いんですよ。マニュアル化さ
 れています。5次か6次攻撃までやることが決めら
 れてて。考え方としては、グラウンドを上から見て
 地域ごとに升目に分けるんです。それで1次攻撃
 ではどこの地域へどんな攻撃を仕掛けて2次はどこ
 、3次はどこへ、というように。


服部:
 日本ではそこまで決め事は作らないですよね。



岡村:
 子供への指導にしても日本とは違いますよ。例え
 ば、パスは必ずしも相手の胸に放るのではなくて
 、取れる範囲ならどこへ放っても良いと教えるんで
 す。手の届く範囲にパスされて取れなかったら、そ
 れは取れなかったプレイヤーの責任だと。あと、
 日本人はトップレベルのプレイヤーを除いて、だい
 たいみんなボールを持った時に決まった人にしか
 パスできないですよね。ニュージーランドは「でし
 ゃばり」が多いというか、ひとつのシチュエーション
 でボールキャリアーに対して俺にパスをくれって良
 いコースに走り込んでくるプレイヤーが何人もいる
 んです。そうするとボールキャリアーはパスの選択
 肢が多くなるわけです。

*うーん、目からうろこだらけの南半球ラグビー。めっちゃ勉強になりますね!
HOME >> ORNレポート >> 番外編トップ
Copyright (C) NPO Osaka Rugby Network All rights reserved.